臨済宗 妙心寺派 興禅寺は、建久元年 (1190年)に臨済宗の開祖・栄西禅師が宋から帰国後、西国各地を伝道した折に開山されました。 栄西禅師には、「興禅護国論」「喫茶養生記」などの著書があり、鎌倉時代当時の大ベストセラーとなりました。禅師は当寺において「興禅護国論」を著したとされており、その著作の趣意をとり、『護国山興禅寺』と名付けられました。 また、興禅寺の中興開山は、江戸時代の名僧で妙心寺の管長も務めた盤珪国師です。